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資料:296件

  • 枕草子 第八十段 「里にまかでたるに・・・」段
  • 〔章段の概要〕 作者が、里邸に退出していると、殿上人が尋ねてくるのをも、人は穏やかでないうわさを言い立てるようである。しかし、作者は特に何か深い意味があって退出しているわけでもないので、腹も立たない。しかしあまりにも煩わしいので、今度退出したところは、左の中将...
  • 550 販売中 2006/02/09
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  • 夏目漱石のこころを読んで
  • 『こころ』は、「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」の三部にわかれて、1つの作品を構成している。「先生と私」では「私」が一人称であり、私は「先生」と出会い、先生の思想や暗い部分に触れることによって、先生の過去などの謎を提起する部分である。先生の思想や発言にはた...
  • 550 販売中 2006/03/13
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  • 源氏物語における、藤壺の役割
  • 源氏物語の主幹をなすものは、東宮やがては天皇への資格を失った光源氏が、多くの女性との恋慕の物語を繰り広げるなかで、再び王権に近づいていこうとするという、私的恋愛世界と公的政治世界との両面を、源氏栄華の歴史に沿って描かれたところにある。すなわち、この物語の骨格を...
  • 550 販売中 2005/07/27
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  • 森鴎外『鼠坂』論 「犯罪小説」か「怪談」か
  • 森鴎外の小説『鼠坂』についてのレポート。先行研究には「犯罪小説」と読む論と「怪談」と読むものがある。それらをふまえて、この作品をどのように解釈できるか、主題は何かといった問題を論ずる。
  • 550 販売中 2012/01/31
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  • 島崎藤村『破戒』について
  • ・はじめに この小説の本質を社会問題とした社会小説と見るか、自我の告白という告白小説と見るか。この二つを大きなテーマとして、これまで『破戒』は論ぜられてきた。もちろんその両方の面を併せ持っているのは間違いない。先に私の結論を述べると、『破戒』は告白に重点をおい...
  • 550 販売中 2006/01/17
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  • 王朝物の「鼻」と芥川龍之介の「鼻」の比較
  • 序論 芥川龍之介は、王朝時代に現れた作品を少し変えたり、あらすじを取り上げ、さらに明確に描いたりしながら、新しい作品を作っていった。そういう作業が特別な意味を持っているのではないかと思える。当書は「鼻」を具体例に、著者が伝えたいことを解明することが目標となって...
  • 550 販売中 2005/01/25
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  • 卒業論文(葉山嘉樹論ー淫売婦を中心にー)
  • 葉山嘉樹論 ―淫売婦を中心にー はじめに 葉山嘉樹は、一八九四年三月一二日、福岡県京都郡豊津村に生まれた。今から約百十三年前のことである。祖父は小笠原藩士と武士の家系にうまれ、父は京都郡長と、裕福な家庭であった。豊津尋常小学校、豊津高等小学校、県立豊津中学校とす...
  • 4,400 販売中 2008/04/10
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  • 新島襄の使命
  • 新島襄は、一言でいえばいったい何をした人なのであろうか。「同志社の設立者」というのが一番簡潔でまとめられている表現かもしれないが、彼はただの学校の設立者ではない。キリスト教教育に基づく学校というのは、当時では同志社がはじめてである。新島襄がアメリカから十年ぶり...
  • 550 販売中 2006/01/13
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  • 徒然草から見る無常観
  • 1.はじめに 「無常」とは、中世が発見した雅で儚い美の形である。それは、この世におけるすべてのものは消滅し、少しも同じ状態でとどまらず常に絵変移している、ということを指す言葉である。言ってみれば、この世に絶対的なものなど存在しない、つまり、あらゆるものが相対的に...
  • 550 販売中 2008/11/11
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  • 「こころ」の人間関係
  • 始めに 「こころ」は、(1914)大正三年四月二十日から八月十一日まで「朝日新聞」に「こころ」という総題のもと、「先生の遺書」と題して、一一0回にわたって連載され、同年十月、岩波書店から刊行された。その刊本では「心」「こころ」どちらも用いられているが、上編「先...
  • 660 販売中 2005/05/26
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  • 枕草子 日記的章段以外について自由に論じる
  • 『枕草子』には清少納言が出仕した定子皇后周辺の宮廷社会を振り返った日記的章段以外に日常生活や四季の自然を観察した随想的章段(「春はあけぼの」の段はここに分類されるといわれている。)、「虫は」「木の花は」「すさまじきもの」「うつくしきもの」に代表される「ものはづ...
  • 550 販売中 2006/08/13
  • 閲覧(6,974) コメント(1)
  • 夏目漱石の作品
  • 夏目漱石の作品は、自伝的な要素を含んだものが多い。どの時期に書いたのか、それが分かればその時の作者の実際の心情が作品から伺うことが出来る。「自転車日記」などはその通り日記調で、一つの小説というよりまるで本当に漱石の日記であるかのように読むことが出来る。そして、...
  • 550 販売中 2005/12/09
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