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考古学で検索した結果:47件
1.炭素14年代測定の原理 炭素14年代測定とは、放射性同立体である炭素14が、ベータ線という放射線を出しながら時間経過とともに崩壊し、安定同位体である炭素12、13との比が減っていく性質を利用して、動植物などが、死亡などによって炭素を取り込むことをやめた段階からの時間経過を測...
炭素十四年代測定による縄文住居・集落研究に関する議論に関し、初めに小林の見解を以下に述べ、続いて他の論者の見解を述べたい。「縄文社会研究の新視点―炭素14年代測定の利用―」において小林は、考古学的方法による復元のみでは、先史社会の実年代を復元することはできないため、相対的な編年の...
人類の進化と発展 1.人類の起源 最初のヒト科は、第三紀の後期のおよそ700万年前に、チンパンジーとヒトの共通の祖先から分岐した。これらの初期の人類化石はすべて東アフリカと南アフリカから発見されているため、ヒト科はアフリカで出現し進化したと考えられている...
今回課題図書として指定された、浜田耕作著『通論考古学』(雄山閣、1996年6月)を読み、特に私が興味を持ったのが、型式学的研究方法に関する記述である(第4編 研究、第2章 特殊的研究法、142~156ページ)。考古学は、遺物の型式的変化と遺構の切り合い関係や前後関係による層位から...
小林行雄は、明治44(1911)年に兵庫県神戸市に生まれた。昭和初頭に浜田耕作・梅原末治・森本六爾らと出会い、京都大学で教鞭をとった。平成元(1989)年死去(享年77歳)。研究分野は、弥生時代から古墳時代の埋葬施設についてで、特に古墳の副葬品である三角縁神獣鏡の研究に精通してお...
1.はじめに 山内清男(1902〜1970)はそれまでの空想や常識論的な先史学に疑問を持ち、客観的科学性を重んじた遺跡、遺物の研究方法をもって日本の先史考古学の体系を構築した。 本稿ではその山内清男の業績をまとめ、また縄文時代における縄文土器研究の重要性についてもまとめていきたい...
考古学とは何か 目次 1.考古学の定義 2.考古学資料 3.考古学の研究方法 4.考古学と関連分野 5.考古学の必要性と限界について 6.おわりに 参考・引用文献
第三 明治時代の考古学 一 明治時代初期 8.弥生式土器の発見と人類学会の創立 ● 弥生式土器の発見 1844(明治17)年の3月に、つぼい坪井しょうごろう正五郎はありさか有坂しょうぞう鉊蔵・しらいこう白井光たろう太郎とともに東京都文京区弥生町の向ヶ丘貝塚において一...
発掘調査について 目次 1. 考古学と発掘 2. 発掘と法律 3. 事前調査 4. 本調査 5. 記録 発掘調査とは過去の人間が生活した生活環境と自然環境を、確認し、理解するための作業である。本稿では発掘調査の流れについて説明していきたい。 1.考古学と発掘 考古学とは...
日本で考古学が独立の学問として意識され るようになったのは、19世紀後半、明治時代 初期のことで、それまでは縄文式時代の特殊 な形態の石器などを収集したりする趣味を もつ人達が紀行集や図録などを刊行したり、遺物を持ち寄って自慢しあうだけにとどまっていた。 幕末以降になる...
考古学通論のレポートです。授業をふまえてのレポートです。B評価頂いています。