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日本語教育で検索した結果:76件
本稿では課題で設定された学習者の情報を基に、コースデザインを通してメインテキストを決定するまでをシミュレーションする。 学習者のレディネスは次のとおりである。年齢32歳の中国籍の主婦で母語は中国語と思われる。日本語の学習歴はなく、ゼロビギナーである。日本語以外の外国語の学習歴お...
擬声語・擬態語はあわせて音象徴語と呼び、指示物の音・声・様子や指示物そのものを表したり、特定の意味を表し、広義では畳語に含まれる。音象徴語(特に擬態語)の数の多さは日本語の語彙の特色のひとつである。擬声語では虫の鳴き声を表すものが目立つ。擬態語は味覚・嗅覚を表すものは少ないが、触...
私がこれまでに受けた外国語の授業の中で最もよかったと思うものは、高校三年生のときの文法の授業で使ったシャドーウィングという方法である。ある文法が入った文を暗記するためにこの方法を使った。 まず、生徒同士でペアを作る。分かりやすいように、ここでは2人をA、Bとする。最初は一つの英...
1 現状 日本が国際化してきたことに伴って日本国内で生活する外国人の数は急増した。在日外国人の数は1985年の経済急成長を経て、職を求めて多くの人々がやってきたこともあり、多く訪れれば当然その子どもの数も増えることとなる。近年の我が国の公立小・中・高等学校、中等教育学校及び盲...
本稿では、まず教育評価の機能を述べ、次に相対評価・絶対評価・個人内評価について比較検討する。 杉原一昭(2005)は教育評価の機能を四点挙げている。第一は教師の指導である。教師は適切な指導をするために、学習者の現状を正確に理解する必要がある。指導前は学習のレディネスや前提条件を...
私はケース18で、日本語教師のことばに対する姿勢として、使用法の正誤は慎重にするべきで、ある程度の実体を歴史的変化から把握したうえでないと判断できないということ、ケース21文の意味関係をあらわす助詞は、室町末期に確立し、使われていたということを学んだ。 ケース18 副詞の...
オーストラリア出身で英語を母語とする学習者の発話で次のものがあった。 三週間マィ九州へ行きました。 「三週間マィ」/ saNsju:kaNmaɪ /は「三週間マエ」/ saNsju:kaNmae /のことである。マの子音/ m /と英語のmは[ m ]両唇・鼻音で、調音点・調...
本稿では社会言語学における言語資料の集め方と調査方法を研究例をあげながら述べる。 言語資料の集め方には、既存の資料を利用することと、参与観察・面接調査・アンケート調査といったフィールドワークがある。 参与観察は、ある社会や集団の中で人々と生活をしながら観察・研究をすることであ...
本稿では学習の規定因のひとつである動機づけについて述べる。動機づけとは学習活動の原動力のことであり、外発的動機づけと内発的動機づけがある。 外発的動機づけは連合説を基にしており、外部からの強化で学習活動に導くものである。賞罰や競争による学習、成績向上や進学を目的とした学習は、外...
本稿では総合教科書『風のつばさ』の全体分析を行う。 対象学習者の情報は次のとおりである。年齢40歳のオーストラリア出身の男性、母語は英語。職業は英会話学校の講師で、職場で日本語を使用することはない。来日前に母国で日本語を6ヶ月学習している。ひらがな・カタカナの読み書きができる。...
課題1-1、目的 はじめに、文章を書く内容について、“誰に”、“何を”、“なぜ(必要性)”、“どのように”、“いつ(場面・状況)”を明確にすることが必要である。それらを明確にすることで、目的は何であるか、明確にすることができる。何か伝えたいことがあるのか(説明・伝達)、感動を与...
目標言語圏内の学習環境には、学校で学習する教室指導環境と学校に通わず第二言語を習得する自然習得環境がある。ノン・インターフェイスの立場に立つクラッシェンは、学校で意識的に学習しても言語運用はできず、自然に習得した場合に運用できると習得・学習仮説(1981、1982、1985)で主...