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平安文学で検索した結果:18件
『竹取物語』は九世紀末から十世紀初頭にかけて成立した作者未詳の作り物語である。 中古における物語作品は散逸しているものが多いが、現存最古の作り物語であり、物語作品の祖ともいえる。『源氏物語』中においても「物語の出で来初めの祖」と称されていることから、平安中期にあって既に『竹取物語...
平安時代と、院政鎌倉時代以降の文献からそれぞれ一つずつ選び、本文を引用し、国語史的特色を説明しなさい。 本文の引用が正確になされ、個々の指摘も的確です。よくまとめられています。とお褒めを頂きました。
奈良平安時代と院政鎌倉時代以降の文献から見出される国語史的特色(その時代らしさ)について
紫式部が生んだ「生霊」の文化 一 憑霊 二 六条御息所 三 夕顔の巻 四 紫式部の一つの解釈 五 まとめ 参考文献 夕顔 藤岡忠美編 おうふう 平成六年 紫式部集全評釈 南波浩著 笠間書院 昭和五八年 もののけと悪霊祓い師 志村有弘編 勉誠出版 平成十七年 古代・王朝人の暮らし ...
平安時代に入り初めて仮名書きの日記文学というジャンルが成立するが、その嚆矢というべき作品が紀貫之の『土佐日記』である。紀貫之は『古今和歌集』の撰者として活躍ののち、延長八(九三〇)年、土佐守として下る。その任期を終え、承平五(九三五)年帰京するまでの五十五日間の旅を描いた作品であ...
物語・日記文学研究では乳母や召人、讃岐典侍や後深草院二条などの女性を中心に中古・中世を学びました。その中で、女性たちにとって身近な関心ごとというのは衣装、さらには衣服の色の組み合わせであったのではないかと思います。紫式部日記の「正月十五日 敦良親王御十五日の祝い」では、『その日...
「平家物語」という作品は、保元の乱・平治の乱勝利後の平家と、敗れた源家の対照、源平の戦いから平家の滅亡を追ううちに、没落しはじめた平安貴族たちと新たに台頭した武士たちの織りなす人間模様を描いた軍記物語である。「祇園精舎の鐘の声…」の有名な書き出しをはじめとして、広く人々に浸透して...
音楽が平安朝物語文学の中で、どのような役割を果たしているか具体的に説明しなさい。 合格C 講評:源氏物語の音楽について、女楽について説明していますが、やや説明不足です。女楽で四人の女性がなぜ、その楽器を担当したのか、光源氏が女三の官に琴を教えるということが何を...
源氏物語では光源氏の活躍ばかりが取り上げられるが、果たしてそれは妥当だろうか。 朱雀帝という観点から光源氏を見た時に、朱雀帝の不運さが浮き彫りになり、その心情が物の怪を産んだのかもしれない。
『源氏物語』は全五十四帖からなり、全体が三部構成となっている。第一部は「桐壺」から「藤裏葉」までの三十三帖、第二部は 「若菜上」から「幻」までの八帖、第三部は「橋姫」から「夢浮橋」までの十帖である。第三部は宇治が話の舞台となっていることから宇治十帖と、また第三部のうち「匂宮」 「...
2022年度までのレポート課題によるものです。加藤周一氏の『日本文学史序説上』を基礎とし、大陸文化の「日本化」された結果が万葉集と古今集にどのように表れているか考察しています。
『三国伝記』巻十二第三「恵心院源信僧都事」における唱導文学的特徴について述べよ。