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事前学習で検索した結果:390件
向老期(60歳前後~65歳前後) 向老期は社会の第一線で活躍している人が、そろそろ活動の主流から離脱していく、いわゆる社会的引退の始まりの時期であり、その後の老年期への準備状態の時期ともいえる。 年齢的にはほぼ60歳前後からであり、生物学的には、形態的にも機能的にも、また体力にお...
急性期 A 急性期にある成人患者の看護 1.急性期の概念 1)急性期とは 人間の身体機能は、心身状態や外部環境の変化に応じて無意識のうちに最良の状態に調節しようとする調節機構がある。これをホメオスタシスという。しかし、ホメオスタシスによって保たれている身体機能が、何らかの要因で維...
終末期(ターミナル期) 1.終末期(ターミナル期)とは 終末期(ターミナル期)とは、いかなる治療によっても、治癒に導くことが困難であり、死が不可避である時期のことであり、通常、生命予後が6か月以内、とする考え方が主流である。ターミナルという言葉は、ラテン語のterminus(境界...
目的 ①発熱状態を知る. ②他のバイタルサインと比較する. ③疾患の治療の経過や治療の効果を知る手がかりとする. 必要物品 ①体温計,②筆記用具(メモと鉛筆),③時計,④アルコール綿 ポイント 経過観察では,同じ種類の体温計を用いて、同じ部位で測定する 各測定部位において最も高い...
抑うつ状態 1.特徴 抑うつ状態とは、抑うつ気分を抱えるとともに、感情・意欲・行動・思考面からの障害をもった状態をいう。ここでいう抑うつ気分とは、気が重く、何となくつらく、気がふさいだ状態を指す。 抑うつ状態においては、不眠、早朝覚醒、食欲減退といった身体症状と、気分が晴れない、...
社会的特徴 A 社会的役割の変化 1.定年後の生計 壮年期が社会の生産活動(就業や子育て)に直接かかわっている時期だとすれば、老年期は社会における生産活動からは一歩後退する時期ともいえよう。 多くの企業や役所では定年制が敷かれているため、勤労者は一定の年齢(国家公務員などは60歳...
ライフステージとしての老年期 加齢の様相が顕著に現れ、社会生活や役割に変化が生じる時期を老年期という。そして老年期は死で閉じられる。 A 老年期とは 1.老年期の幅 世界保健機関(WHO)の定義や人口動態統計などでは、現在のところ65歳と定めてはいるものの、これも高齢者をとらえる...
老年看護の目標 1)老年看護の場の多様性 看護は様々な場で、高齢者のニーズに即応して提供されている・今まで高齢者に看護を提供する主要な場は病院であつた。何らかの疾病をもち、治療を必要とする高齢者に看護が提供されることが、頻度としても最も多いものであったからである。 しかし本来、看...
安楽な体位のとり方(仰臥位) 目的 安楽な体位は,患者が安静臥床している状態をできる限り安楽に休めるように,体の空間の部分の補正をし安楽を図ることを目的とする。 必要物品 ①安楽枕(大・中・小)各必要数,②バスタオル,③フェースタオル ポイント 必ず声をかけて,現在臥床に使用して...
心理的特徴 A 高齢者心理の背景 老いが体験の外にあるということを謙虚に受け止め、一方的・画一的に高齢者の心理や行動を断定する誤りは避けなければならない。 老いの体験のない者は、高齢者の心理についての正しい知識を学ぶとともに、一人ひとりの高齢者に向き合うことから、高齢者の心理状態...
麻酔導入時の看護 1)全身麻酔法の種類と特徴 全身麻酔法とは、麻酔薬の効果で中枢神経機能を抑制することによって、①無痛、②意識の消失、③不動化(または筋弛緩)、という全身麻酔状態を可逆的につくるものであり、次のような種類がある。 (1)吸入麻酔 吸入麻酔薬を吸入することによって、...
合併症予防のための術前準備(術後呼吸器合併症予防) 1)呼吸練習と咳嗽法 (1)深呼吸(腹式呼吸) 〈目的〉 全身麻酔や創痛、体動制限による呼吸回数の減少や浅表性呼吸を防ぎ、 ①1回換気量の増加 ②肺胞虚脱の予防 ③低酸素血症の防止 ④気道分泌物の排出促進 ⑤呼吸練習による闘病意...