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症状で検索した結果:146件
動悸 1 症状が生じる病態生理 1.動悸とは 心臓の拍動を不快と感じたり,何か違和感があると自覚することである.主観的なものであり,精神的同心理的要因が大きく関与する. 動悸は運動,精神的な興奮,飲食などの日常生活上に原因のあるもの,心臓や内分泌器官の異常に続発するものがある. ...
胸痛 1 症状が生じる病態生理 1.胸痛とは 胸部(皮膚から胸腔内組織・臓器)に感じられる痛みの総称である. 胸痛には,さまざまな痛みの種類(不快感や圧迫感,絞扼感,灼熱感)と程度(軽症,激痛)がある. 胸痛の発生は,由来(表在性,深部性,心因性)によって,また,部位によってさま...
悪心・嘔吐 1 症状が生じる病態生理 1.悪心・嘔吐とは 悪心とは,嘔吐に先立ち胃の内容物を口から吐き出したくなる,咽頭より胃部にかけて生ずる特有な不快感をさす。この程度がさらに進むと胃の内容物を食道,口腔を通じて排出する現象をきたし,これが嘔吐である。 中枢性疾患では悪心を生じ...
脱水(低張性脱水/高張性脱水) 1 症状が生じる病態生理 1.脱水とは 脱水とは,生体が何らかの理由で体液を喪失し,欠乏することをいう。体液には電解質が含まれている。ヒトの体重の約60%を体液が占めるが,その10~25%を失うと,生命に危険が及ぶことがある。 2.脱水のメカニズム...
出血傾向 1 症状が生じる病態生理 1.出血傾向とは 出血とは,血管壁の損傷によって,血液成分が血管外に流出することをいう. 生体は本来,出血を起こすとそれを止めようと防御機構(止血機構)が働く.しかし,止血機構になんらかの障害があると,なかなか止血できなかつたり,一度止血しても...
痙攣 1 症状が生じる病態生理 1.痙攣とは 痙攣とは,急激な筋の不随意な収縮の総称で,症状の呼称である. 中枢性または末梢性の運動神経の異常興奮や筋自体の障害によって起こる. 痙攣は出現する部位により,全身性と局所性(顔面,上肢,下肢)に分けられる. 痙攣は持続時問により,強直...
腰痛 1 症状が生じる病態生理 1.腰痛とは 背下部,肋骨と骨盤のあいだを腰部といい,腰椎を軸として筋肉と靱帯によって支えられている。上半身の重みを支え,前方の腹部臓器を保護しながら,しかも柔軟な動きに耐えられる構造になっている. 腰痛は,腰部に発生する柊痛である。通常,発症して...
意識障害 1 症状が生じる病態生理 1.意識障害とは 意識の中枢とは,脳幹にある網様体と呼ばれる部分であると考えられており,そこから視床下部・視床・大脳皮質に向かって,神経線維のネットワークがある。 また,意識のある状態とは自分自身と周囲の状況に気づいている状態といわれている。し...
ボディイメージの障害 1 症状が生じる病態生理 1.ボディイメージとは ボディイメージとは,自己概念[図1]を構成する四つの要素の一つであり,自分の体格や顔貌,身体の部分や全体の機能を知覚することで形成されるものである。 人は誰でも他人からの刺激やブィードバックを受けながら,身体...
呼吸困難 1 症状が生じる病態生理 1.呼吸困難とは 呼吸困難とは「呼吸が苦しい」という主観的な自覚症状である。呼吸が苦しい.ということは,呼吸時に苦痛を伴い,呼吸をするのに努力を要するという不自然な感じを自覚することである。健康な人でも,激しい運動をした後などに一時的にみられる...
便秘 1 症状が生じる病態生理 1.便秘とは 便秘は,一般的には便量が減少し排便の回数が減少した状態を指すが,この便量や排便回数には個人差が大きい。しかし,臨床的には3日以上排便のない場合や1日の便量が35g以下のときに便秘と定義されており,この定義にしたがって対応するのが現実的...
下痢 1 症状が生じる病態生理 1.下痢とは 「下痢は,1日の糞便中の水分量が200mℓ以上(または,糞便の重はが200g/日以上)」と定義されている。 つまり,糞便中に水分量が増加し,正常な固形状態ではなくなり,水様ないし泥状となった状態であり,通常排便回数は増加する。 成人の...