全ての資料 / タグ / 日本文学

資料:296件

  • 怨霊について
  • 「京都異界実地調査」で早良親王が祭られている上御霊神社を調べてきたので、今回の授業レポートはその延長、怨霊について書くことにした。 平安時代の人々は御霊信仰を生活の規範にしていた。たとえば結婚式は大安の日に行い、友引の日は葬式をしないなど、いくつかの習慣は現代...
  • 550 販売中 2006/04/06
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  • 遠藤周作 『沈黙』のジュアンの殉教から探る神の姿とは
  • 遠藤周作によって書かれたこの『沈黙』は、キリスト教迫害の時代を舞台に、世間の宗教界から沈黙させられた者達、棄教した者を主人公に描いた小説である。主人公であるロドリゴは、神の存在とは、又その神の沈黙や、信仰の根源を問い続ける。その中でも、 この箇所は、ロドリゴが...
  • 550 販売中 2006/04/02
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  • 『鉢かづき』の継子譚性を考える
  • 一、はじめに 『鉢かづき』は継子譚に含まれているが、『落窪物語』に代表されるような継子譚とは様相をことにしていると思う。それは継母から鉢かづきに対する虐待があまり行われていないことに原因があるのではないだろうか。そして、むしろ継子譚というよりも、長谷寺に関する...
  • 550 販売中 2006/03/23
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  • 漢詩『春夜』『江南春』
  • 【詩形・韻字】 七言絶句(金・陰・沈) 【通釈】 春の夜は、ほんのひと時が千金の値打ちがあるほど素晴らしい。 花は清らかな芳香を漂わせ、月は薄雲がかかって朧にかすむ。 たかどのからにぎやかに漏れていた歌や笛の音も、今やかすかに聞こえるばかり。 人気のない中庭に...
  • 550 販売中 2006/03/22
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  • 『とりかへばや物語』と宇治
  • 『とりかへばや物語』は京と吉野と宇治で物語が展開する。『とりかへばや物語』の中で、宇治は女中納言が出産し、男から女へと変貌をとげ、失意の時期を送る土地とて描かれている。そこで、『とりかへばや物語』の中で何故、宇治の地が選ばれたのか、当時の宇治の地への考え方や『...
  • 550 販売中 2006/03/22
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  • 日本民俗学の展開について
  • 1.はじめに 本稿では日本民俗学がどのように形成し、展開していったのかを述べていき、その過程を経て現在民俗学にはどのような問題点があるのかも述べたいと思う。 2.民俗学の辞書的定義 民間伝承を素材として民俗社会、民俗文化の歴史的由来を明らかにすることにより、...
  • 550 販売中 2006/03/15
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  • 源氏物語における斎院の考察
  • この場面は、女三宮が斎院になり、儀式・御禊をするところである。 斎院とは何なのか。また、儀式とは何なのか。 「斎院」について、『源氏物語有職の研究』には、「天皇即位の度毎に、その命に依り賀茂神社に奉仕する、未婚の内親王若くは女王。(中略)初め斎院に卜定がある...
  • 550 販売中 2006/03/13
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  • 夏目漱石のこころを読んで
  • 『こころ』は、「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」の三部にわかれて、1つの作品を構成している。「先生と私」では「私」が一人称であり、私は「先生」と出会い、先生の思想や暗い部分に触れることによって、先生の過去などの謎を提起する部分である。先生の思想や発言にはた...
  • 550 販売中 2006/03/13
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  • タンホイザーにおける、2つの愛について
  • タンホイザーには、2人の女性が出てくる。一人は、乙女エリーザベト。もう一人は、官能の神、ヴェーヌス。この2人の登場人物は、この物語においてどういう役割をはたすのであろうか。 ヴァーグナーは、この話を二つの伝説をつなぎあわせ作っている。1つは「タンホイザー伝説」...
  • 550 販売中 2006/03/13
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  • 川上弘美『消える』について:色川武大『蒼』との比較からみる幻想の世界
  • 今回『消える』を論ずるにあたり、戦後短篇小説再発見18(講談社文芸文庫,2004)に収録されている色川武大『蒼』との比較をおこなった。その中で、1.構成(幻想世界の構築手法)、2.人物(非人間)、の2つの観点に焦点をおき、論を展開させていく。 1. 構成(幻想世界の構...
  • 550 販売中 2006/03/08
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  • 『女房』について
  • 今現在、自分の妻を指す言葉として使われている「女房」。私たちが学習してきた、平安文学の中では、妻という意味ではない。では、いつごろ意味が変化し、どういう意味であるのだろうか。 「女房」という語を、『日本国語大辞典』でひいていみると、4つの意義に別れている。?女...
  • 550 販売中 2006/03/06
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  • 舞姫の批評について
  • 『舞姫』の「本当に提出した問題」について。これは明治の新しい社会に生まれた青年たちだけの問題でなく、現代に生きる私たちにも関わりのある問題だ。人間は社会で成功して生き行くためには卑怯さも必要なのか、ということである。豊太郎は社会的地位を得たのと引き換えに「自分...
  • 550 販売中 2006/02/23
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