国語科教育法Ⅲ

閲覧数2,313
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    前向きの姿勢を表面化すると高評価でよい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     教育審議会の「答申」における国語科の「
    改善の基本方針」は、コミュニケーションの場において、互いの意見や立場を尊重し合いながら理解したり、適切な言葉を用いて表現する言語能力(伝え合う力)を培う上で、重要な位置付けを示している。またこれは、「
    生きる力」をはぐくむ上で重要な要素を持つ。
    学力面での「生きる力」は、文部科学省によれば三つの要素に分類されている。基礎知識、技能習得、思考力・判断力・表現力を育成し、とくに最後の三大能力は、言葉の力の方向性として“生きてはたらく言語能力”を培う上で、自発的な精神力向上において必要不可欠とされている。
    生きる力を身につけるのに重要とされている「説明」する力は、相手との交流に配慮しつつ、言語を取り扱うことで「言語能力」が必要とされている。この言語能力は、『国語教育研究大辞典(明治図書)』によれば、①言葉によって行われる「コミュニケーション能力」、②言葉を媒体として行われる「言語思考能力」、③歴史的・社会的存在にある言葉を習得・習熟し、発展・生産させる「言語獲得・生産力」としている。
    また、これらの能力は①情報を収集・整理し、まとめる能力、②課題を客...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。