小学校の英語活動
小学校の英語活動は、既に文部科学省の告示により必修となっている。しかし、その実施率は全国で96%、まだ4%の学校は行っていないということである。4%というと、非常に少なく思われるが、地域に偏りがあり、60%程度しか行っていないという地域もある。
さて、小学校における英語活動は、総合的な学習の時間の「国際理解」の領域に位置づけられており、①スキル修得と、②コミュニケーション力の向上をねらいとしている。具体的に目指す子どもの姿を述べると、相手の意見を受け入れる温かさ、適切な声やアイコンタクトで表現できる誠実さ、コミュニケーションを楽しみ、ジェスチャーを使って豊かに表現する前向きさ...