流動化と教育ー都道府県別人口移動の変遷

閲覧数1,802
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    <1955年(昭和30年)から2000年(平成12年)までの40年間に渡って、5年毎に行われる国勢調査のデータを用いて新潟県における年齢別の人口移動についてまとめた。>

    ・1955年から60年、60年から65年においては、ほとんどの年齢層で
    人口の減少が見られる。戦後10年から20年後に当たるこの期間においては、農業を中心産業とする新潟県から、他県の工業を中心とする土地、つまり人口を労働力として吸収する主体の存在する地域へ人口移動が起きたものと見ることができる。また、ほとんど全ての年齢層で人口の減少が認められることは、労働力として吸収される年代の人口の単体での移動ではなく、拡大家族全体での移動もしくは、農耕地を管理し農耕を行うものを除いた核家族規模での人口移動が行われていたことを憶測させる。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「教育社会学」レポート
    課題)「流動化(地域移動)と教育」:国勢調査の結果を用いて、各県の年齢別人口移動の変遷を簡潔に説明せよ。
    「新潟県」
    <1955年(昭和30年)から2000年(平成12年)までの40年間に渡って、5年毎に行われる国勢調査のデータを用いて新潟県における年齢別の人口移動についてまとめた。>
    ・1955年から60年、60年から65年においては、ほとんどの年齢層で
    人口の減少が見られる。戦後10年から20年後に当たるこの期間においては、農業を中心産業とする新潟県から、他県の工業を中心とする土地、つまり人口を労働力として吸収する主体の存在する地域へ人口移動が起きたものと見ることができる。また、ほとんど全ての年齢層で人口の減少が認められることは、労働力として吸収される年代の人口の単体での移動ではなく、拡大家族全体での移動もしくは、農耕地を管理し農耕を行うものを除いた核家族規模での人口移動が行われていたことを憶測させる。
    ・1965年から70年、70年から75年においては、日本は高度経済成長期にあった。中学校を卒業した直後の15歳のから19歳までの生産年齢に達したばかりの年齢...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。