1、プロローグ
本来ならば、レポートという題目としてはこの始めの区分の仕方は間違っていると思う。「はじめに」の代わりに「プロローグ」とし、「おわりに」の代わりに「エピローグ」を使う。これには一つ理由がある。これは、四月からの私の物語であり、これからの物語である。したがって、これがここまでの自分の完結した物語であり、始まりの物語でもある。しかしながら、これはレポートという形式をとっているので物語ではあるが、物語ではないというなんとも曖昧なものとなっている。私を物語るのはかわらない。この19年間、一番身近にいた大人の一人としての教師。彼ら、私について考察していく。
2、四月の私の教師観
四月、私はこの大学に入学した。このキャンパスに新しい生活の希望を見出していた―。
ここで話を少し過去の話に戻す。それは小学校時代のこと。家から数分でたどり着くところに小学校はあった。地方のごく一般的な小学校。勉強の出来ない子もいればスポーツ万能な学年のアイドルもいた。そんな6年間のうちで四人の先生に出会った。特に5,6年生のときの担任の先生は印象的だった。その先生は学校でも一番怖い先生として有名で、何かあればすぐに拳が飛んでくる先生だった。実際、相当な数を殴られてきたが、しかし、先生は生徒にいつも本気であった。遊ぶときも本気で遊んでくれた。叱るときもいつも本気で叱ってくれた。本気でぶつかってくる先生が私たちは大好きだった。
小学校を卒業し、小学校の皆がそのまま通うことになる地元の公立中学校に入学した。そこはまれに見る「荒れた学校」であった。トイレに行けばヤニ臭いにおいがし、放課後は体育館の裏で喧嘩が起き、日曜になればグラウンドは派手に装飾されたバイクの走行練習場になっていた。新設の学校ではあったが、とにかく荒れていた。しかし、そこでの3年間は非常に楽しいものであった。
私にとって、教師とその仕事とは…
~四月の私を振り返って~
プロローグ
四月の私の教師観
現在の教師観
これから教職をとるにあたって思うこと
エピローグ
1、プロローグ
本来ならば、レポートという題目としてはこの始めの区分の仕方は間違っていると思う。「はじめに」の代わりに「プロローグ」とし、「おわりに」の代わりに「エピローグ」を使う。これには一つ理由がある。これは、四月からの私の物語であり、これからの物語である。したがって、これがここまでの自分の完結した物語であり、始まりの物語でもある。しかしながら、これはレポートという形式をとっているので物語ではあるが、物語ではないというなんとも曖昧なものとなっている。私を物語るのはかわらない。この19年間、一番身近にいた大人の一人としての教師。彼ら、私について考察していく。
2、四月の私の教師観
四月、私はこの大学に入学した。このキャンパスに新しい生活の希望を見出していた―。
ここで話を少し過去の話に戻す。それは小学校時代のこと。家から数分でたどり着くところに小学校はあった。地方のごく一般的な小学校。勉強の出来ない子もいればスポーツ万能な学年のア...