バンド活動と社会心理学

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    資料紹介

     このレポートでは、今私が最も時間を費やしていることの一つであり、最も身近でもあるバンド活動(私はバンドでドラムを演奏している。)、特にその中でもこの学校のサークル内で行っているバンド活動について「社会的影響の心理学」の観点から論評しようと思う。なぜならバンドサークルの中においては、バンドという数人単位の小さな集団、そしてサークルという数十人単位の大きな集団という2つの大小異なる集団の中で様々な社会的影響が働いていると考えるからである。
     私の所属するバンドサークルでは、まず部会を開きそこでお互い誘い合いバンドを組み、そのバンドで1ヶ月程度の期間週1回程度のペースでバンド全体で合わせて練習をして、その後ライブハウス等で発表する、というのが一連の流れになっていて基本的にはそれを繰り返している。そこでまず誘い合ってバンドを組む第一段階、そのバンドをバンドで練習していく第二段階、そしてバンドの発表をする第三段階、といった3つの段階に分けてそれぞれその段階で起こるバンド内での社会的影響の心理学を考察する。
     まずサークルでバンド活動を行うには、部会に行ってお互い誘い合ってバンドを組まなければ始まらない。ここでは自分のやりたいバンドを組むためには他の人に一緒にバンドを組まないかと説得する必要がある。ここで例えばロー・ボール技法が使われることがある。これは「このバンドは曲も簡単だし、そんなに多くの曲もやらないからやってくれない?」などと言ってバンドメンバーに誘い、承諾した後に「やっぱり曲を増やしてもいい?」「やっぱりちょっと曲難しめだけどやって」などと言うものである。しかしバンドを組むというのは、今後少なくとも1ヶ月はそのバンドに拘束されることとなり、自己関与度が非常に高い条件であるといえるのでなかなか説得が受け入れられないことも多い。

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    バンド活動と社会心理学
     このレポートでは、今私が最も時間を費やしていることの一つであり、最も身近でもあるバンド活動(私はバンドでドラムを演奏している。)、特にその中でもこの学校のサークル内で行っているバンド活動について「社会的影響の心理学」の観点から論評しようと思う。なぜならバンドサークルの中においては、バンドという数人単位の小さな集団、そしてサークルという数十人単位の大きな集団という2つの大小異なる集団の中で様々な社会的影響が働いていると考えるからである。
     私の所属するバンドサークルでは、まず部会を開きそこでお互い誘い合いバンドを組み、そのバンドで1ヶ月程度の期間週1回程度のペースでバンド全体で合わせて練習をして、その後ライブハウス等で発表する、というのが一連の流れになっていて基本的にはそれを繰り返している。そこでまず誘い合ってバンドを組む第一段階、そのバンドをバンドで練習していく第二段階、そしてバンドの発表をする第三段階、といった3つの段階に分けてそれぞれその段階で起こるバンド内での社会的影響の心理学を考察する。
     まずサークルでバンド活動を行うには、部会に行ってお互い誘い合っ...

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