条約改正の経過
目次
1.岩倉具視の交渉(1872)
2.寺島宗則の交渉(1878)
3.井上馨の交渉(第一次伊藤内閣、1882~87)
4.大隈重信の交渉(黒田内閣、1888~89)
5.青木周蔵の交渉(松方内閣、1891)
6.陸奥宗光の交渉(第二次伊藤内閣、1894)
7.小村寿太郎の交渉(第二次桂内閣、1911)
はじめに
1858年に欧米5カ国と締結した通商条約は、法権・税権などの面において、日本には不利な不平等条約であった。明治政府は、この不平等条約の改正を大きな課題とし、完全独立国家と貿易上の不利益解消を目指した。
条約改正の経過
目次
1.岩倉具視の交渉(1872)
2.寺島宗則の交渉(1878)
3.井上馨の交渉(第一次伊藤内閣、1882~87)
4.大隈重信の交渉(黒田内閣、1888~89)
5.青木周蔵の交渉(松方内閣、1891)
6.陸奥宗光の交渉(第二次伊藤内閣、1894)
7.小村寿太郎の交渉(第二次桂内閣、1911)
はじめに
1858年に欧米5カ国と締結した通商条約は、法権・税権などの面において、日本には不利な不平等条約であった。明治政府は、この不平等条約の改正を大きな課題とし、完全独立国家と貿易上の不利益解消を目指した。具体的には領事裁判権の撤廃、関税自主権の回復、最恵国待遇の相互承...