本→ 宇宙からの贈り物 (毛利 衛)を呼んでの感想文

閲覧数12,895
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    (1) 最初になぜこの本を読もうと思ったのか?
     未知なるものへの挑戦―それは、昔から私たち人類に、大きなものを送ってくれました。現在、その標的は、主に宇宙へとそそがれています。大気のない空間、無重力状態、高エネルギーな宇宙放射線―地表では考えられない環境の中で、宇宙飛行士たちは新たな挑戦をしています。そこから学んだことと、驚くような発見の数々を、一度は読んでみたいと思いました。
    (2) 読書を進めるにあたって、変化したものと、読書後の印象に残ったもの
     この本は、毛利さんが宇宙へ行って見てきたもの、体験したものを細かに書いたものです。その中で感じたことや、学んだものも多く書かれていました。
     この本を読んでさまざまなことを学びましたが、私が一番興味を持ったのは、毛利さんが宇宙でした実験の部分でした。宇宙空間で、主に地上と異なる環境は、「真空」と、「無重力」です。そのうち「真空」状態は地上でもつくりだすことができるのですが、「無重力」はなかなか難しい。よって、実験をするには、宇宙へ行く必要がでてくるというわけです。
     無重力での、地上との主な物質の違いは、以下のとおりです。
    ★無体流(温度が変化することによって、物質の中で生じる熱対流が、無重力では発生しない)
    ★無浮力・無沈降(水より軽いものは浮かび、重いものは沈むが、無重力では全てが混合する)
    ★無静水圧(水の中では深く潜れば潜るほど、水圧が高くなるが、無重力では全て同じ水圧)
    ★無容器浮遊(無重力の状態では、液体は球になって浮かぶ)
     このような環境の中でさまざまな実験がおこなわれました。シリコンの単結晶をうまくつくるものや、鉛すずテルル半導体結晶成長実験、生命体の発生実験なども行われていました。どれもこれもおもしろく、興味をそそられるものばかりでした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    波動と電磁気学          
    本→ 宇宙からの贈り物 (毛利 衛)
    最初になぜこの本を読もうと思ったのか?
    未知なるものへの挑戦―それは、昔から私たち人類に、大きなものを送ってくれました。現在、その標的は、主に宇宙へとそそがれています。大気のない空間、無重力状態、高エネルギーな宇宙放射線―地表では考えられない環境の中で、宇宙飛行士たちは新たな挑戦をしています。そこから学んだことと、驚くような発見の数々を、一度は読んでみたいと思いました。
    読書を進めるにあたって、変化したものと、読書後の印象に残ったもの
    この本は、毛利さんが宇宙へ行って見てきたもの、体験したものを細かに書いたものです。その中で感じたことや、学んだものも多く書かれていました。
    この本を読んでさまざまなことを学びましたが、私が一番興味を持ったのは、毛利さんが宇宙でした実験の部分でした。宇宙空間で、主に地上と異なる環境は、「真空」と、「無重力」です。そのうち「真空」状態は地上でもつくりだすことができるのですが、「無重力」はなかなか難しい。よって、実験をするには、宇宙へ行く必要がでてくるというわけです。
    無重力での、地上と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。