産褥尿路感染症患者の看護

閲覧数2,075
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    産褥尿路感染症
    産褥期に尿路系に感染が生じたもので,膀胱炎と腎孟腎炎がある。発生頻度は膀胱炎が高い。抗生物質を投与している事が多く発生の頻度は低い。
    膀胱炎
    原因
    ①起炎菌:大腸菌がもっとも多く,ブドウ球菌がこれにつぎ,レンサ球菌はきわめて少ない。
    ②感染経路:尿道から菌の侵入。膀胱の炎症
    症状
    尿意頻数,排尿痛,軽度発熱など一般の膀胱炎症状と同様だが,自覚症状の発現が遅れる傾向がある
    <症状の増悪に影響を与える因子>
    ①尿閉,膀胱麻痺
    ②分娩時の頻回な導尿や,遷延分娩による膀胱圧迫
    ③脱水
    ④膀胱尿管逆流現象
    ⑤産褥熱からの波及
    母体に及ぼす影響
    腎孟腎炎を起こしやすい(図Ⅰ-4。3参照)。...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。