P6103 英語学概論第2設題

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    現代の標準的英語と米語の相違を具体例を挙げて論ぜよ。
    成立過程
    英語(イギリス英語)はバルト海沿岸部に居住していたケルト族や他少数民族間の交流を元に、長い歴史をかけて培われてきた。11世紀にはノルマン人がイングランドを征服し、これによりイングランドの支配力、権力が強固となる。
    そして、ロンドンがイングランドの中心部にあったため、ロンドンで使用されていた現在で言うところの方言が、やがてイングランド全体に最も影響を与える言語、すなわちその後の、英語と呼ばれるものの基礎となる。
    米語(アメリカ英語)の誕生は1607年のイギリスからの移民により、ヴァージニア州のジョージタウンに植民地が建設されたことに端を発する。その後の、アメリカ独立までの1776年までは13州合わせての人口400万人のほとんどはイギリスからの移民たちで形成され、言語的な大きな違いは特に見受けられなかったが、1861年の南北戦争を境にヨーロッパ諸国からの移民が増大する。19世紀中にはアイルランド、ドイツ、末には南欧、スラブ。その後はアフリカ、ラテン、アジアからの移民も増え、「人種のるつぼ」と呼ばれる今日のアメリカ社会を形作った...

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