韓国と日本の大学入試の比較

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    韓国と日本の大学入試の比較
    日本と韓国は隣同士で似ていることも多い。しかし、国が違えば文化は当然違うはずである。特に驚いたことは、韓国の高校生の大学進学率は88.5パーセントにも及ぶということである。比べて日本は54パーセントと約34パーセントもの差がある。なぜこれほど韓国では大学進学率が高いのか。また、日本と比べて大学入試の制度はどうなっているのか調べてみた。その上で、日本人と韓国人の学歴に関する考え方を比較していこうと思う。

     日本での大学入試といえば、毎年1月に行われる大学入学者選抜大学入試センター試験、通称「センター試験」である。近年では私立受験にも利用することもあるが、センター試験の一般的な位置づけとしては国公立大学の一次試験的な役割を持っている。一方韓国にも、日本のセンター試験のような役割をする試験が存在する。それが、毎年11月に行われる大学修学能力試験、通称「CSAT(College Scholastic Ability Test)」である。先程も述べたようにセンター試験は主に、国公立大学受験者が主に受けるのであるが、CSATは国公立だけでなく、私立の大学を受験する者も...

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