教育課程論

閲覧数974
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、

    今日的課題についてまとめなさい。
    教育課程とは、文部科学省『中学校学習指導要領解説「総則編」』によると「学校教育の目的や目標を達成するために、教育内容を生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画である」と解されている。その基準となっているのが学習指導要領である。わが国では大戦を経て、その反省から民主主義的な教育の必要性を痛感し、文部省は教育改革に着手した。1947年に教育基本法および学校教育基本法を公布、これと並行して最初の学習指導要領が制定された。正式名は『学習指導要領一般案(試案)』で、この時点では手引書扱いであったが、のちに法的拘束力を持ち現在に至る。

    学習指導要領は、①全国的水準の確保②教育内容の的確性③教育の中立性などの実現のために、各学校が教育課程を編成する際の国家的基準とされている。以下、学習指導要領の改訂の軌跡についてみていく。

     上記の最初の制定時に特筆すべきは、社会科、家庭、自由研究が新設されたことで、社会科は単なる修身・歴史・地理の代わりではなく、民主主義的な社会形成のための...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。