乳房切除術

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    資料紹介

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    乳房切除術(オーチンクロス法)
    1.オーチンクロス法とは
     オーチンクロス法は、乳癌手術でもっとも標準的な方法の一つで、胸筋を温存して乳房切除を行うものである。
    乳頭を含む乳腺組織すべてとその直下にある大胸筋膜は切除するが、胸筋(大胸筋、小胸筋)は温存する。
    必要に応じて、センチネルリンパ節生検、リンパ節(腋窩リンパ節、鎖骨下リンパ節)郭清を行う。
      オーチンクロス法のメリット・デメリット
    メリット デメリット 胸筋を残すため、胸筋切除術のように術後に脇がくぼむことがない。また、肋骨が浮き出て見えることもない。上肢の筋力低下・運動障害の程度も少なくなる。 腋窩リンパ節郭清を行うと、腕に浮腫が出ることがある。上肢の運動障害を回復するには、術後リハビリテーションを十分に行う必要がある。
    胸筋への神経が損傷されると、後々で筋肉の委縮が起こる。
    2.退院指導-生活指導
     1)術後合併症として起こるリンパのうっ滞による患側上肢の浮腫、神経・筋の損傷を予防する。
     2)リハビリテーションを継続する。
     3)乳房喪失によるボディイメージの変化を受容できるようサポートし、具体的な下着の選択などの相...

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