「障害児・者の教育」
[1]本の紹介
タイトル:『ぼくたちだって輝いていきたい 理解されにくいLD-親の手記』
編者名:全国学習障害(LD)児・者親の会連絡会
出版社:青木書店
出版年:1994年
[2]本の内容紹介と感想
今回読んだ『ぼくたちだって輝いていきたい 理解されにくいLD-親の手記』はLDという学習する能力のいくつかがうまく働いていない障害を持つ子どもたちの親が書いた手記を17編集めたものなので、今回はその中から僕が特に心に残った3つの手記についての内容と感想を書こうと思う。
<1>「アメリカでの生活体験から」 著者:武田とみ子
(内容)
著者である武田とみ子さんの娘さんは現在9歳。妊娠、出産、発語、歩行に問題はなく、明るく人なつこい性格で本や歌が好き。知的な遅れはないのだが、周囲とのコミュニケーションが苦手だ。それは実生活に影響し、時が経つにつれ、幼稚園では噛み付き、暴力、遊具の独占、パニックなどの問題行動が目立つようになった。
そんな中、武田家(両親、娘、息子の4人)は娘さんが4歳のときに渡米
「障害児・者の教育」期末レポート
学籍番号 A06-1623
A類保健体育科 田嶋 亮
[1]本の紹介
タイトル:『ぼくたちだって輝いていきたい 理解されにくいLD-親の手記』
編者名:全国学習障害(LD)児・者親の会連絡会
出版社:青木書店
出版年:1994年
[2]本の内容紹介と感想
今回読んだ『ぼくたちだって輝いていきたい 理解されにくいLD-親の手記』はLDという学習する能力のいくつかがうまく働いていない障害を持つ子どもたちの親が書いた手記を17編集めたものなので、今回はその中から僕が特に心に残った3つの手記についての内容と感想を書こうと思う。
<1>「アメリカでの生活体験から」 著者:武田とみ子
(内容)
著者である武田とみ子さんの娘さんは現在9歳。妊娠、出産、発語、歩行に問題はなく、明るく人なつこい性格で本や歌が好き。知的な遅れはないのだが、周囲とのコミュニケーションが苦手だ。それは実生活に影響し、時が経つにつれ、幼稚園では噛み付き、暴力、遊具の独占、パニックなどの問題行動が目立つようになった。
そんな中、武田家(両親、娘、息子の4人)は娘さんが4歳のときに渡米...