佛教大学 通信教育部 レポート 教育学入門(第1設題) A判定

閲覧数3,413
ダウンロード数28
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「『教育』を表す言葉(漢語・邦語・英語)の語源のうち最も興味をもったものを一つ選び、それと関連させて、あなたの教育観を述べなさい。」
     私が「教育」を表す言葉の語源のうち最も興味をもったのは邦語である。邦語について興味をもった理由を述べるに当たって、まず邦語以外の二つの言葉(漢語・英語)の語源についての解釈を次のとおりまとめた。
    漢語における語源については、「教」及び「育」という漢字の成り立ちから「生まれた子どもを育て、その子どもが学ぶべきことを教える」ということを意味している。また、その行為は「親が子に対して働きかける」ものであったとされている。そして『孟子』によって、「天下の英才を集めて教育すること」や「もと人々を教養して道を以って之を成す」というように、親子関係以外における関係へと変化していったのである。こうしてみると「教育」が、教養ある一部のものに対する「教(え)」中心のものとなり、「育(つ)」という成長する意味の語源が後退していったものであると捉えることができる。
    英語における“education”の語義について、最も古くは「子ども、青年あるいは動物を養い育てる過程」とされ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。