古代史を把握する上での基軸となる論点

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    資料紹介

    はじめに
     今回課題として提示された3つの中から、「古代史を把握する上での機軸となる論点を論ぜよ」を選んだ。しかし、世界史における古代史の全てを把握することは困難である。そこで、対象とする舞台をヨーロッパに限定し、人類の誕生からローマ帝国の滅亡までの歴史を辿りつつ考えてみたい。

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    歴史古代史

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    古代史を把握する上での機軸となる論点
    はじめに
     今回課題として提示された3つの中から、「古代史を把握する上での機軸となる論点を論ぜよ」を選んだ。しかし、世界史における古代史の全てを把握することは困難である。そこで、対象とする舞台をヨーロッパに限定し、人類の誕生からローマ帝国の滅亡までの歴史を辿りつつ考えてみたい。
    1章 人類の誕生
     私達の住む地球に、猿人と呼ばれる人類の祖先が現れたのは、今から200万年前~300万年前といわれている。南アフリカで発見された化石から、「アウストラロピテクス」と呼ばれている。その後、50年前に原人(ジャワ原人・北京原人など)、20万年前に旧人(ネアンデルタール人)、4万年前~1万年前にかけて新人(クロマニョン人)へと進化を遂げて現在に至る。
     猿人と呼ばれることからも解るように、人類は猿から別れて進化した種族であり、その分派の要因は次の3つが挙げられている。
    直立2足歩行
    道具の使用
    火の使用
    人類は、日本の足で歩くことを知り、猿のような木の上での生活から地上での生活へと移行した。その結果、手を自由に使うことが出来るようになり、石器など地上での生活を補...

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