[日大通信] 英語学概説(分冊1の①)

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    • ページ数 : 11ページ
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    資料紹介

    難関の英語学概説のレポート分冊1です。このレポートは①を選択し、一回で合格したものです。講評もAをいただきました。
    規定原稿用紙と同様に作成しましたが、引用のアポストロフィーの関係で11ページになっています。手書き作成時には調整して10ページに収めてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    意味論(semantics)の中で、語と句のレベルにおける意味の分析方法について考察する。

     まず意味成分(semantics component)とは、語の意味の構成要素、つまり単位のことを言う。例えば屈折接辞(inflectional affixes)は、‘come’+過去形=‘came’のように、2つの形態要素が一体化して一つの形を成すが、派生接辞(derivational affixes)の‘un-’や‘re-’は、‘unfix’,‘unscrew’,‘refix’,‘review’のように様々な語彙項目と結びついて一つの語を作り出す。例えば、‘unwell’の場合、‘un+well’という意味成分を持つが、この語には、‘sick’という単独で同等の意味を持つ語彙がある。つまり‘sick’も同様に、‘un+well’を意味成分に持つという解釈ができる。これら二つの語彙項目は、意味成分が明示されているか否かという違いだけで、論理的には同じであるといえる。

     しかし接辞があるだけで、その語形から直接的な意味を表さない場合もある。例えば‘careful’は‘full of car...

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