耳鼻咽頭の構造

閲覧数4,380
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    看護小児事前学習

    代表キーワード

    看護耳鼻咽頭の構造

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    耳の構造
    1.外耳
    耳介と外耳道を外耳という。
    外耳道は外耳孔の入口(耳珠)より鼓膜までの細い管で、その距離は約3.5cm、外側1/3は軟骨部といい、毛嚢、皮脂腺、耳垢腺がある。
    内側2/3は骨部で、毛嚢、皮脂腺、耳垢腺はない。
    2.中耳
    中耳は鼓膜と鼓室からなる。
    鼓膜は外耳道の奥にあり、中耳との境をなしている。鼓膜の色は真珠のような灰白色である。厚さ約0.1mm、楕円形で長径9mm、短径8.5mm。成人では約40~50度に傾斜している。正常な鼓膜には外部から光を入れると、特別に反射する部分がある(光錐)。
    緊張部は皮膚層、固有層、粘膜層の3層からなっている。弛緩部には固有層がほとんどない。
    鼓膜の内側の小さな腔(鼓室)は、上鼓室、中鼓室、下鼓室に分けられる。
    鼓膜の内側は中鼓室にあたり、ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨の3つの耳小骨が連鎖を成している。下鼓室の前方は耳管となり、鼻咽腔と交通している。上鼓室は乳突洞を通り、乳突蜂巣に連なっている。
    アブミ骨の底板がはまりこんでいる部分は前庭窓(卵円窓)といい、その下前方の窓は蝸牛窓(正円窓)とよばれ、いずれも内耳に通じている。鼓室には2つの...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。