【合格レポート】経営学 分冊2

閲覧数3,779
ダウンロード数18
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

     「日本企業のコーポレート・ガバナンスの特徴・問題点と改革について述べなさい。」

    日本企業のコーポレート・ガバナンスの特徴・問題点と改革について述べたいと思う。
     コーポレート・ガバナンスとは「企業統治」と訳され、会社経営のルールをまとめたものである。経営と所有が一体化している企業では、両者間に利害相反は生じないが、それが分離している企業では、主張の相違から経営上の問題が生じてしまう。そこで「会社は誰のものか、誰のために経営されるべきか」という問題提起がなされ、具体的には、重要な経営上の意思決定機能、ステークホルダー間での権限や利害調整機能、経営者に対する監視チェック機能などの問題が存在する。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     日本企業のコーポレート・ガバナンスの特徴・問題点と改革について述べたいと思う。
     コーポレート・ガバナンスとは「企業統治」と訳され、会社経営のルールをまとめたものである。経営と所有が一体化している企業では、両者間に利害相反は生じないが、それが分離している企業では、主張の相違から経営上の問題が生じてしまう。そこで「会社は誰のものか、誰のために経営されるべきか」という問題提起がなされ、具体的には、重要な経営上の意思決定機能、ステークホルダー間での権限や利害調整機能、経営者に対する監視チェック機能などの問題が存在する。
     英国の社会学者ロナルド・ドーア氏によれば、「…各国ごとのコーポレート・ガバナンス・システムは、それぞれの国の歴史・文化によって形成されて」おり、「米国では企業=株主の所有物、日本では企業=一種の共同体」という考えが根づいているそうだ。それでは、この考えに根差した日本企業のコーポレート・ガバナンスの特徴とは何か。それは構造的には取締役会と監査役会による2重のチェック・システムを持つ点である。株主総会を頂点に置き、取締役会は代表取締役以下の経営執行陣を、監査役会は取締役会を監...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。