幸せのための教育(要旨・感想)はじめに・第1章

閲覧数3,319
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『幸せのための教育』(原書名:Happiness and Education(Noddings,Nel) )
    ノディングズ,ネル【著】 山崎 洋子 菱刈 晃夫【監訳】 知泉書館、2008
    『幸せのための教育』
    「はじめに」「第1章 幸せとは」 要旨
    はじめに
     今日、幸せと教育はますます対立してきているように見えるが、二つは本来密接に関係しているものである。また、幸せは教育の目的のひとつであるべきであり、よい教育は幸せにとって大いに役立つ。
     幸せは教育の、また人生の唯一の目的ではないが、中心的な目的のひとつである。
    幸せとは
     ほとんどの人間は自分自身のために、また愛する誰かのために、幸せを求めている。幸せとはいったい何か、それをどこに見いだしたらよいのか。
    古典的な見解では、幸せを偶然性に左右されないものとして、つまり、健康や富、毎日の生活の浮き沈みから独立した仕方で定義しようとした。この見方により、幸せとは、人生そのものの傾向に適用すべきものとすることができる。幸せを構成する要素とは何なのか。幸せとかかわる偶然性を避けるもうひとつの道は、苦しみをわたしたちの死すべき運命にはつきも...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。