000458 児童心理学 2単位目
≪課題≫
1.幼児期における生活習慣の形成について説明し、その発達的意義について述べなさい。
2.思考推進機能・行動調整機能の分化について説明しなさい。
≪講評≫
生活習慣についてよくまとめられています。
言語の発達や機能が整理できています。
1 習慣とは、毎日の生活の中で規則的に繰り返される行動型をいい、基本的生活習慣には、①食事について、食事行動の自律、食事・間食の規則性、②睡眠について、就寝・起床時刻の規則性、③排泄について、排泄行動の自律、④着脱衣について、衣類、靴などの着脱行動の自律、⑤清潔として、顔を拭く、歯磨きなど、⑥安全について、交通ルールの順守などが挙げられる。これら基本的生活習慣は、上記に挙げた行動が取れるようになるだけではなく、必要に応じて自律的にできなければならない。
習慣形成の条件として、①習慣形成の時期、②行動形成、③過剰学習、④承認・サポートの4つがある。
習慣形成の時期は、幼児の発達に合わせて行う必要がある。ある運動機能が発達する時、幼児はそれを使おうとするので、幼児が興味を持ち、自発的にやろうとした時...