454 教育課程論 4単位目

閲覧数1,327
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    1,カリキュラム(教育課程)の評価について、他の教育評価、とくに授業評価と学力評価に関連し、その意味や意義、課題および留意点などについてまとめなさい。
    2,現代の学校教育がもつ複数の課題について、今後のカリキュラム改革と教育経営に関連して論じなさい

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1) カリキュラムとは子どもたちの成長と発達に必要な文化を組織した体系的な計画と、それに基づく実践と評価を統合した営みと定義できる。この編成と組織に関する評価をカリキュラム評価という。教育課程と授業実践や教育実践は一体の関係にあるが、カリキュラムにはそれ独自の領域や課題がある。カリキュラム評価を基本的な軸にし、授業評価を基盤に据えつつ、カリキュラム全体における目標の内実と配置をとうものであるといえる。

     カリキュラム評価の対象として、カリキュラム全体の理念や各教科・領域の目的、授業、単元の配置などのカリキュラムの基本要件についての評価がある。また、カリキュラムを直接的に成立させている教育諸条件、時間配分や集団編成、教職員の配置、施設・設備などについても評価する必要がある。

     カリキュラム評価は目標に準拠した評価が基本になる。目標に対してどのような成果が期待されたか、その結果はどうだったかを踏まえ、カリキュラム(教育課程)はどのように改革されるべきか問われるのである。

    カリキュラム評価と密接に関連した教育評価には学校評価、単元や授業目標を対象とする学力評価、教材や授業技術を対象と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。