458 児童心理学 4単位目

閲覧数1,189
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    1,向社会的行動とその発達にかかわる要因について述べなさい。
    2,自己概念の形成過程について述べなさい。

    タグ

    情報子ども社会教師発達児童幼児自己家庭行動

    代表キーワード

    児童心理学458

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1) 向社会的行動とは、外的な報酬を期待することなく他人や他の集団を助けようとしたり、それらの人々のためになることをしようとしたりすることである。新設行動や援助活動奉仕活動などがこれにあたる。向社会的行動の発現には他者が援助を必要としていることが分かり(気づき)、相手の欲求や気持ちを見極めて自分のすべき行動を判断し(意思決定)、実行の3つの段階がある。そして、気づきと意思決定の間に媒介過程があり、3種類の媒介要因が関与している。「向社会的判断」「共感」「役割取得」である。向社会的判断は、ある場面でどんな行動をしたらよいかを決定することである。これに対し、共感性、役割取得の能力は向社会的判断に基づいて具体的な行動が実行されるとき、動機として機能する。

     向社会的判断とは、どのような向社会的な行動をすればよいのか決定することである。アイゼンバークは、向社会的判断の発達段階があることを示した。幼児期から児童期に関して言えば快楽主義・実際的な(自分の損得や相手の欲求などが判断基準)判断傾向から共感的判断(相手に共感できるか、相手の立場に立って考えられるか)に移行してゆくといえる。

     向社...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。