生徒指導・進路指導論 分冊1

閲覧数1,307
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【課題】「学校における本来の進路指導の意義・目的、それを達成するために行われる指導の領域を述べるとともに、最近キャリア教育およびそれの中核をなす本来の進路指導の必要性を高めている背景・要因を論じなさい」。
    A評価レポートです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    進路指導とは、生徒が自主的な緒活動によって、将来の進路の選択・計画に必要な能力やその後の生活によりよく適応し進歩するのに必要な能力の伸長を、教師が組織的・継続的に指導・援助する過程のことである。

     最初に、学校進路指導の意義・目的について述べる。進路指導には教育的意義と社会的意義の2つがある。教育的意義とは、生き方の自覚、仕事・職業の現実感、自己決定能力の獲得等である。進路指導は職業的自己実現に必要な能力・態度の育成を狙いとし、生徒は自己概念の明確化を図りつつ各自の社会的役割、更には生き方の自覚を深めることになる。また、健全な勤労・職業観を育むことにより仕事や職業の現実感を習得することになる。更に、進路の決定は生徒自らの意思で行うことから、主体的な意思決定能力を身につけることにもなる。社会的意義は、本質的機能と付随的機能に分けられる。本質的機能は、学校と社会との「接続」と社会・経済・国家の「発展」機能であり、付随的機能は、社会状況の「安定」と人材の「配分」機能のことである。個人と社会、教育と実生活の接続が上手く機能することで、個人は社会人として成長し、結果的に社会の発展や安定、適正な...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。