明星大学「生徒指導 1単位目」のレポートになります。
このレポートで、優の評価をいただきました。
1単位目
「生きる力」「自己指導力」を育成する生徒指導の観点に立ち、子どもたちを取り巻く現代社会の急激な変化や児童期の成長期の成長発達を踏まえ、どのような学級づくり(学級経営)が考えられるかまとめなさい。その際、学校における「家庭、地域との連携、協力」による指導の取り組みにも考慮しなさい。
皆さんのお役にたてればと思います。
生徒指導1単位目
生徒指導とは、生徒一人ひとりの個性に応じた自己
指導力の育成を目標とした教育活動である。自己指導力は、自らの生活にかかわって発生する問題や課題を主体的に発見し、自らの力で適切な解決法やとるべき進路を選択し、責任を持ってそれらを処理する能力のことである。これは、生きる力そのものといえる。
さて、成長期の発達段階において、今まで大人の行動に対して信じてそれに従ってきた子どもたちは、その考えや行動を批判するようになり、信じられない存在だと感じ始める。このような行動が第二次反抗期の段階であり、この段階を踏むことにより、自主自立の精神が育っていくのである。しかし、この発達段階が行われることが難しくある。近年の子どもたちを取り巻く環境は劇的に変化した。まずは、マスコミメディア等による情報過多の時代の到来である。多くの情報を与えてくれるマスコミであるが、その反面、成長段階で経験(体験)すべき事実を先取りして情報を子どもたちに与えてしまう。その結果、ボーダレス社会を生み出す要因となった。本来、大人から与えられるべき情報や価値観などマスメディア等を通じて影響を受けることにより、...