小児栄養

閲覧数1,654
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    A評価

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「栄養素の体内での働きについて述べよ。」
     生物体は、外界より必要な物質を摂取し排出するなどの生命現象を営んでいるが、このような全ての生活現象を栄養という。人の場合は、食物を摂取して生命を維持し、発育し、さらに活動しているわけで、栄養をよくすることは、健康の保持・増進に必要な条件となる。

     栄養素はエネルギーの供給源と体の構成成分となる3大栄養素の糖質・脂質・タンパク質と、体内のさまざまな機能の調節を行い、代謝を円滑に営むために必要な微量成分であるミネラル(無機質)・ビタミンに分類することができる。これらを5大栄養素という。これから幼児に必要な5大栄養素についてまとめていく。

     1つ目、糖質は炭素・水素・酸素の3元素から構成されているエネルギーの源としても最も重要な栄養素で、1日に摂取するエネルギーの約60%を占めている。糖質は利用可能な炭水化物として、炭水化物から繊維を除いたものとされている。ヒトが毎日食べるご飯やパンなどの主食はデンプンが主成分で、分解されるとブドウ糖(グルコース)が生じる。消化・吸収された糖質は体内でエネルギー源として利用される。この際、すぐに利用されない糖質...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。