資料紹介

佛大通信の「道徳教育の研究」のレポートです。A評価を頂きました。参考にしてください。
教授からの講評：設題の主旨に合致したよいリポートです。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

『「生きる力」の育成と道徳教育について述べよ。』
　中央教育審議会第一次答申では、これからの学校教育の目指す方向として、「生きる力」を育成するという基本的観点を発表した。そして、この「生きる力」の核となる豊かな人間性を育むのが、道徳教育及び、道徳の時間である。
　ここでまず、「生きる力」とは、次の３つの能力から成る「全人的な力」であり、「人間としての実践的な力」（知・徳・体のバランスのとれた力）であり、「生きていくための『知恵』」ともいうべきものである。３つの能力は以下のようなものである。
まず、「自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する能力。」（確かな学力）。
次に、「自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性」（豊かな人間性）。
最後に、「たくましく生きるための健康や体力」（健康体力）である。
　この「生きる力」は、人間存在の構造的把握と対応した、よりダイナミックで、相互関連的なものでならない。人間存在の構造把握として、人間が生きるということは、生物学的（身体的）「生命」と文化‐社会的「生（活）」...

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