心不全の看護(急性期、慢性期))

閲覧数3,509
ダウンロード数17
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    病院実習や、看護師になって必ずと言っていいほど出会う「心不全患者」。心不全の原因・成因・症状・検査・治療・看護問題・看護計画・観察項目についてのポイントなど詳しく記載しています。足りない部分は自分の受け持ち患者に合わせて記載したら自分なりの資料として提出できます。是非、役立ててください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    病態生理・看護過程
    ~心不全について~
    1.心不全とは
    心不全は、心臓の機能障害により心筋の収縮力の低下や拡張障害によって、心臓のポンプ機能が低下して、体
    の需要に応じた心拍出量を供給できなくなった状態をいう。心不全は、種々の心臓疾患の終末像として現れてく
    る症候群である。
    急性心不全は、急性にポンプ機能が低下したことにより全身の酸素需要を賄えなくなった状態で、心ポンプ
    機能の低下を代償する時間がないか、代償が十分に行えてないために起こる。
    慢性心不全は、血行動態的な異常だけでなく、心機能障害によって肺うっ血(呼吸困難)静脈うっ血(抹消
    循環障害)を起こした状態が持続し、運動耐容能の減少を特徴とする症候群である。
    急性期では生命の危機的状態を招きやすい。また、治療により症状を緩和でいても、心筋や弁膜、血管系に心
    不全を誘引する疾患があれば再発を繰り返す。心不全の再発は心機能の悪化や減退を意味しており、繰り返すほ
    どに心機能は低下していく。
    2.原因・成因
    急性心不全は、障害の部位により左心不全と右心不全とに分類され、両方混在したものは両心不全と分類され
    るが、頻度として...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。