佛教大学の「学校教育課程論」のリポートを掲載します。
①教育課程とは ②基準、編成原理 ③今日的課題 という構成になっています。
シラバスに記載されている「テキストの図1-1(p.5)学習指導要領の変遷と教育内容の変化を中心として論述すること」を意識してまとめました。
参考にしてください。
教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
教育課程とは、学校の教育目的と教育目標を達成するために、教育内容を児童、生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に編成する学校の教育計画をいう。よく間違われがちなのが「教職課程」または「教育過程」といった具合であるが、ここでは教職(教育指導する職務)についてでもなく、過程(プロセス)についてでもない。では「課程」とは
教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
教育課程とは、学校の教育目的と教育目標を達成するために、教育内容を児童、生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に編成する学校の教育計画をいう。よく間違われがちなのが「教職課程」または「教育過程」といった具合であるが、ここでは教職(教育指導する職務)についてでもなく、過程(プロセス)についてでもない。では「課程」とは何か。そもそも「課」という文字は「放課後」「課外活動」「正課の授業」などの単語でみられる。これらを並べてみると、「課」という文字の役割が自然に見えてくる。つまり教育課程とは、学校の始まり(朝礼)から、終わり(終礼)までのことをいい、休憩時間や給食時間を除く授業、学級会、清掃、入学式、卒業式などが挙げられる。
次に、日本においての教育課程はどのように変遷されてきたのか。日本はこれまでに3度にわたる大きな教育改革を実施してきた。最初の教育改革は明治時代の学制発布によるもので、2度目の教育改革は戦後の義務教育制と民主教育の発足によるものである。そして3度目の教育改革が、中央教育審議会...