漢文講読 第2設題(合格済み)

閲覧数3,076
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    この科目の先生は非常に厳しいので、ホームページからのコピペや参考文献に乏しいレポートは、ほぼ不合格、というか採点に値しないという形で再提出になります。

    設問:蘇軾の作品を読み、作品中の気になった語句や表現を1つ取り上げ、それが蘇軾にとってどのような意味を持つのか、資料などを挙げながら自分の考えを述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    蘇軾の作品を読み、作品中の気になった語句や表現を1つ取り上げ、それが蘇軾にとってどのような意味を持つのか、資料などを挙げながら自分の考えを述べよ。
    蘇軾の作品の中で、私が気になった表現は、「初到黄州」の中の「長江繞郭知魚美 好竹連山覺筍香」という表現である。この部分だけ見ると、初めて黄州に来た蘇軾が、長江の魚がおいしそうだなぁ、山々の筍がおいしそうだなぁ、と感想を語っているように感じられるかもしれない。しかし、実はこの作品が作られたときは、そんなのんきなことを考えている状況ではなかったのである。この作品が作られた状況を踏まえ、そこから見える蘇軾の人柄について考えていきたい。
    この作品が作られた状況について、「中国詩人選集二集5 蘇軾・上」では、次のように紹介されている。「元豊三年(一〇八〇)四十五歳、前年御史台の獄を出、審問の結果、検校尚書水部員外郎、充黄州団練副使の名目で実は流罪人として黄州(今湖北省黄岡県)へ送られ、二月、到着したのちの作品。」つまり、懲罰のために黄州に送られ、その送られた先に到着した際に作った作品なのである。常人なら意気消沈し、ネガティブな詩を詠んでしまいそうな状...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。