佛教大学 M6511 言語学概論 設題2

閲覧数1,754
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    『2014年 最新版』 佛教大学通信教育課程の合格済みレポートです。
    ●図書館で資料を集めてから作成。参考文献も記載しています 
    ●文章構成やレイアウトにも気を配りました。
    ●設題の意図を正確に捉え簡潔にまとめています。ぜひ参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第二設題 人間の言語に共通する特徴のうち、恣意性・生産性について説明しなさい。
    私たちは言語を用いることでお互いにコミュニケーションをとることができ、またお互いに共通の概念を持つことができる。私たち日本人がりんごと言えば「赤くて丸い形の果物」と共通の認識を持つことができる。それは、「りんご」を理解する際に、「りんご」という記号(語)を「ringo」という音声、または「りんご」という文字と、りんごの概念(意味)とを恣意的に結び付けて理解しているからである。このように言語の伝達機能は音声による方法と、文字による方法がある。世界の言語総数は、約8000だというが(三省堂「言語学大辞典」)、文字を持たない言語はあるが、音声を持たない言語は存在しない。人間言語にはそれぞれが持つ共通の特徴がある。

    本論では、人間言語に共通な特徴として、アメリカの言語学者ハケットのあげた最大限16の中から、「恣意性」と「生産性」について、具体例を挙げながら説明する。
    一.恣意性について

     恣意性とは、人間言語の伝達内容とそれを指し示す音声記号(または文字記号)との間に、必然的な因果関係がなく、各言語社会で昔から...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。