学校教育課程論【Z1114】 2013年度佛教大学レポート

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    資料紹介

    第1設題 中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
    テキストと文部科学省HP「中学校学習指導案」の内容を主にまとめました。評価はBで、「学校の教育課程とは何かについて文部科学省の解説から引用し、またその基準や編成原理を校種別に区別して、それぞれテキストに沿って項目をまとめることが必要です」とのことでした。

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    第1設題 中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
     教育課程の概念は、文部科学省『中学校学習指導要領解説 総則編』において、「学校において編成する教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、教育内容を生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画である」と解されている。その教育課程を編成する際の国の基準が、学習指導要領である。これは昭和33年の改定により、強い法的拘束力を持つようになった。学習指導要領は、これまで何度かの改定を経て変遷をしてきた。それは見る・聞く・話すを中心とした「経験主義」と、読み・書き・計算を中心とした「系統主義」を重視した教育(言い換えれば「ゆとり教育」と「詰め込み教育」の綱引き)ということができる。

     まず、戦後の教育課程の基準と編成原理の変遷を見ていく。その変遷から、教育課程の今日的課題を考察していきたい。

     戦後、民主主義を日本に定着させる必要性を自覚した文部省は、戦前からの教育課程の改革に自ら着手した。即ち、教科書から戦意高揚に関する記述をなく...

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