佛教大学 S0103教育史 第一設題

閲覧数3,300
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学通信教育課程 S0103教育史 第一設題レポートです。

    『藩校について述べよ。』

    2012年度 A判定

    レポート作成の際に、参考にしていただければと思います!

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     S0103
     教育史 第一設題
       佛教大学通信教育課程
    藩校について述べよ。
     江戸時代後期以降において、藩財政の窮乏を打開するため、また、それぞれの地域における産業の開発と人材養成のために、各諸藩における藩校等が、領民教化などの一環として社会要請にこたえる実質的な性格をもつようになってきた。幕府は、封建的社会体制の秩序を維持・教化するために、幕府直轄の学問所や各藩に藩校など多くの学校を設け、儒教・朱子学を官学として、教育内容の中心においた。伝統的な学問だけでなく、西洋文化の移入や社会状況に鑑み、新しい直轄学校を設けていったのである。
     藩立の学校である藩学という名称は、明治4年(1871)に発布された廃藩置県によって県学校が出現したため、それ以前の学校を一括して呼ぶようになった。藩校は、主として漢学による文字の学習や教養を学ばせるための学校であるが、武芸稽古所・武館・武学校なども含めての藩校と、医学校・洋学校・国学校・兵学校などを含めての藩校と、2種の意味がある。
     藩校が成立してくる過程として、石川松太郎は『藩校と寺子屋』において4つの類型をあげている。
    藩士を対象とした公開...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。