東洋大学 国際経済論 単位認定試験

閲覧数2,023
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    合格レポートです。

    参考文献リスト付きです。
    リポート作成時の参考にしていただけると思います。

    平成25年度 東洋大学通信教育課程
    「国際経済論」単位認定試験
    評価:「A」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国際経済論・単位認定試験

    平成25年度 東洋大学通信教育課程

    「国際経済論」単位認定試験
    試験問題:開放経済下において、金融緩和政策と減税の2つを同時に行うと、国民経済に対する影響はどうなるか。
     金融緩和政策と減税の二つを同時に行うと国民経済にどのような影響を与えるのか考えるため、まずはこの二つの効果を個別に明らかにして行きたいと思う。

     まず、金融緩和であるが、端的に述べると市場に流れるお金の量を増やす事である。この為に行われる最も標準的な方法が買いオペレーションである。買いオペレーションとは、日銀が市中の債権を買い取る事を言い、その結果としてマネーサプライの増加が見込めるのである。

    マネーサプライの増加は、銀行に余剰資金を生むから、銀行は金利を下げてでも資金を貸し出そうとする。すると国民は金利の低下によってより多額のローンを組むことが可能になるため、投資や消費といった経済活動を活発にすることが期待できる。さらに言えば、経済活動が活発になれば企業もそれに答える形で雇用を生むから、さらに景気を拡大することができるのである。この仕組みは「乗数メカニズム」と呼ばれる。

    こうした...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。