精神保健福祉士養成通信課程のレポート課題です。
科目名「精神疾患とその治療」
学習のポイント
代表的な精神疾患について、成因、症状、診断法、治療法、経過、本人や家族への支援の観点、精神科病院での専門治療の内容及び特性について理解する
<参考文献>
・新・精神保健福祉士養成講座 第1巻「精神疾患とその治療」第2版、中央法規出版
双 極 性 障 害 は 、気 分 が 高 揚 し た り 、落 ち 込 ん だ り 、躁 状 態 と 鬱 状 態 を 繰 り 返 す
脳 の 病 気 で あ る 。激 し い 躁 状 態 と う つ 状 態 の あ る 双 極 Ⅰ 型 と 、軽 い 躁 状 態( 軽 躁
状態)とうつ状態のある双極Ⅱ型に分けられる。
双 極 性 障 害 は 百 人 に 一 人 前 後 が か か る と い う 調 査 結 果 が あ る が 、ま だ 研 究 途 上
に あ り 、は っ き り し た こ と は 分 か っ て い な い 。か か り や す さ に 男 女 差 は な く 、二
十代の発症が多いが、中学生から老年期まで幅広い年齢で発症する。
発 病 に は 、遺 伝 素 因 の 関 与 が 大 き く 、セ ロ ト ニ ン 、ノ ル ア ド レ ナ リ ン な ど の 神
経伝達物質の代謝が関係していると考えられている。また、病前性格も関与し、
精神的ストレスや身体的ストレス、あるいは社会的要因(社会風潮、秩序など)
が 強 く 関 与 し て 生 じ る 。こ の よ う に...