商学総論分冊1(科目コード0811)流通の取引対象について

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    資料紹介

    日大通信、商学総論分冊1(科目コード0811)の合格レポートです。参考資料としてお使いください(丸写しはご遠慮願います)。
    課題内容
    流通の取引対象について述べなさい。

    参考資料 日大商学総論教科書

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    流通の取引対象を述べる前に、まず流通とは、生産から消費にいたる財の社会的移転をいい、生産と消費の間の隔たりを橋渡しすることにより、財の効用をより良く発揮させ、その価値を高める活動である。

     例えば、朝食用にパンを食べたいと思っても、それを製パン会社が所有している限り、消費者はパンを食べて欲求を満たすことが出来ない。流通によりパンが消費者に渡ることでパンの価値が高まる。実態面からみれば流通は生産者から消費者あるいは使用者までの取引の連鎖ということといえる。

     流通の対象となるのは上記の例でいえばパンのことであり、これを商品と呼ぶ。商品の意味は、端的に言えば経済財に市場性が加わったものといえる。他の言い方をすれば、商品がもっているさまざまな生産物の有用性という属性によって、人間の種類的欲望を充足させる社会的な使用価値が商品といえる。このことから商品は物質性としての使用価値をもつと共に、社会性としての価値を有するもので、いわば使用価値と交換価値の両方を保有するものをいう。資本主義経済社会では、すべての富、社会的な生産物は当初より商品としての要素をもって形成されるので、生産物に限らず、非物...

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