明星大学通信教育課程の合格レポートです。課題レポート作成資料や試験対策としてご活用ください。
【課題】
1、言葉の獲得に関する領域「言葉」のねらいと内容について述べよ。
2、幼児期(1歳~5歳)の言葉の発達段階について整理せよ。
※参考文献
「保育内容・言葉」日名子太郎著 発行/学芸図書(1998年)
言葉 言語 1単位目
1、言葉の獲得に関する領域「言葉」のねらいと内容について述べよ。
幼児期は生涯に渡る人間形成の基礎を培う大切な時期である。言葉の獲得のためにも大切な時期である。そのため幼稚園教育要領は目標の中で、「日常生活の中で言葉への関心を育て、喜んで話したり聞いたりする態度や言葉に対する感覚を養うようにする。」と領域「言葉」につながる総括的目標を述べている。この領域は、日常生活で経験したことや考えたことを言葉を使って表現したり,聞こうとする意欲や態度を育て、言葉に対する感覚を養う観点から示したものであり、その「ねらい」として3点をあげている。①自分の気持ちを言葉で表現し、伝え合う喜びを味わう。②人の言葉や話しなどをよく聞き、自分の経験したことや考えたことを話そうとする。③日常生活に必要な言葉がわかるようになるとともに、絵本や物語などに親しみ,想像力を豊かにする。以上のねらいに向かうために、幼児が身につけなければならない内容は、10項目あげられている。①先生や友達の言葉や話に興味を持ち、親しみを持って聞いたり話したりする。②したこと、みたこと、聞いたこと、感じたことなどを自分...