2016年度の明星大学通信教育部「特別支援コース」「特別支援学校教育課程論2単位目」の合格レポートです。
2017年度も同一の課題と確認しました。今後書かれる方の参考になれば幸いです。
〈レポート課題〉
1.各教科をあわせた指導(旧:領域をあわせた指導)の種類と知的障害教育における授業づくりの特徴について述べよ。
2.個別の指導計画と個別の教育支援計画の定義と両者の関係について論ぜよ。
⚫️2単位目特別支援学校教育課程論
1)各教科等をあわせた指導(旧、領域教科をあわせた指導)の種類と知的障害教育における授業づくりの特徴について述べる。
各教科を合わせた指導とは、テキストによると各教科、道徳、特別活動、自立活動の一部又は全部を合わせて指導計画を行うことをいう。
その種類は4つに分類される。
1つ目に、日常生活の指導である。生活科の内容だけでなく、基本的生活習慣の内容やルールを守ることなど基本的な内容だ。
2つ目に、遊びの指導である。遊びの指導も生活科を始め、各教科の広い範囲で扱われる。遊びの指導の成果が他の教科の指導に繋がることもある。
3つ目に、生活単元学習である。これは子どもが一通りの活動を組織的に経験することで、自立した生活が送れるように学習するものである。計画の内容によっては、1つの単元が短期間だったり長期間かかったりするものもあるので、年間における見通しをもって検討する必要がある。
4つ目に、作業学習である。職業、家庭科の内容だけでなく、幅広い範囲の内容が扱われる。働く意欲を培い、職業生活や自立に必要な事柄を総合的...