玉川大学 通信教育部「教育課程編成論」第1分冊 評価B

閲覧数2,563
ダウンロード数11
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    <課題>
    「学習指導要領体制」を端的に説明した上で、現在の学校教育において教育課程編成の際に教師に望まれること・ものについてまとめ、最後に自身の見解を述べよ。
    ※29年度課題

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    科目コード07833「教育課程編成論」第1分冊
     まず、「学習指導要領体制」について叙述する。学習指導要領体制とは、戦後日本の初等教育及び中等教育における教育課程のあり方を示すものである。学習指導要領は、文部科学省から1947年に「試案」として提示されて以降、全国のどの地域で教育を受けても一定水準の教育を受けられるようにするために、それぞれの小・中・高等学校が教育課程を編成する際の基準として定めているものであり、約10年ごとに改訂されている。学習指導要領では、それぞれの教科等の目標や大まかな教育内容が定められており、より詳細な事項を記載したものとして「学習指導要領解説」も発行される。教科書会社はこれらに従って教科書を作成し、文科省の検定で合格を受けたものだけが教科書として学校での指導で使用することができる。そして、各学校は、学習指導要領や学校教育法施行規則で規定された年間の標準授業時数等を踏まえ、地域や学校の実態に応じて教育課程を編成していく。このような、学習指導要領を基準とした各学校における一連の教育課程編成のあり方を、「学習指導要領体制」と名付けている。

     ここからは、現...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。