「教科教育法国語1」の第1設題について、レポートはB判定を受け、試験では95点を獲得し合格しました。これが参考になれば幸いです。
新しい学習指導要領では、国語科改訂の要点として、「学習の系統性の重視」が言及されているが、具体的に、学習指導要領に向き合い、「話すこと・聞くこと」の系統性について指摘しつつ、義務教育修了段階で求められる「話すこと・聞くこと」の力とは何か、また「話すこと・聞くこと」に関する力の育成の方向性について、レポートすること。
○国語科改訂の要点(『中学校学習指導要領開設 国語編』より)
中央教育審議会答申における国語科の改善の基本方針の一つに、「こどもたちの発達の段階を踏まえた学習の系統性を重視し、学校段階・学年段階ごとに、具体的に身に付けるべき能力の育成を目指し、重点的な指導が行われるようにする。その際、小学校においては日常生活に必要な国語の能力の基礎を、中学校においては社会生活に必要な国語の能力の基礎をそれぞれ確実に育成するようにする。」ということが、あげられている。
中学校を卒業する義務教育修了段階で求められる「話すこと・聞くこと」の力とは、社会生活を送る上で必要な話すこと・聞くことの基礎となる力を育てることではないかと考える。
学習指導要領では、「A話すこと・聞くこと」の「話すこと・聞...