学校教育課程論 2016年度

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    資料紹介

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    教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
    教育過程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、学習指導要領に示された内容を総合的に組織した学校の教育計画である。小学校教育の目的は、学校教育法第17条で定められており、その目的を達成するための目標は同法18条において示されている。学校が教育過程を編成する場合には、学校教育目標の設定、指導内容の組織及び授業時数の配当を基本的な要素として検討しなければならない。その場合に前提としなければならない原則的事項として、『小学校学習指導要領「第1章総則」』では、以下の4つにまとめて示している。
    法令及び学習指導要領の示すところに従うこと
    児童・生徒の人間として調和のとれた育成を目指すこと
    地域や学校の実態を考慮すること
    児童・生徒の心身の発達段階や特性などを十分考慮すること
     教育過程を編成する際に基準となる我が国の学習指導要領は戦後から現在にかけてほぼ10年ごとに改訂されている。ここからは、戦後どのようにして我が国の学習指導要領が変化していったかについて、主に小学校の教育課程を中心として述べていきたい。
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