創価大学日本経済論2

閲覧数1,461
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「わが国の財政赤字の現状と財政再建について」2000字で論じています。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【日本経済論 第2課題】

    わが国の財政赤字の現状と財政再建について論じなさい。
     わが国の一般政府の財政収支は、第1次石油危機の後、景気悪化に対応するために、1975年に赤字国債が発行され、赤字となった。その後1980年代後半から1990年代初頭のバブル期には黒字に転じたものの、バブル崩壊後、景気が低迷し税収が伸びなかったことに加え、公共投資が積極的におこなわれて急速に赤字幅が拡大した。2000年代初めには、景気が回復し、政府の財政再建への取組みなどにより、一旦は赤字幅は縮小した。しかし、2008年以降の世界的な金融危機と景気悪化に対応するための経済対策、2011年の東日本大震災の復興対策、などにより再び財政赤字は悪化した。2016年の財政収支は、一般会計税収57.6兆円、一般会計歳出96.7兆円であり、財政赤字は約30兆円となっている。

    わが国の一般政府の債務残高は、2014年末に1225兆円となっており、GDP比226%となっている。これは、OECD諸国の中で最も高い水準にある。たとえば、OECD諸国内で日本の次に債務残高のGDP比の高いギリシャであっても、181%である。その...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。