佛教大学通信 M6109 漢文学 合格レポート 設題2

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資料紹介

☆難しく記載されている教科書を参考になるべく分かりやすくレポートを作成してみました。レポートを作る際の参考にどうぞ!!☆
漢文学 設題2 (A4) 3,200字 (縦書き)

日本人がいわゆる「漢文訓読」で中国の古典を読む場合の利点と問題点について説明せよ。 

中国の古典を学ぶ場合、中国語を学んで外国文学として読む学び方と、漢文訓読を用いて読む学び方がある。この両者を比較すると、利点と問題点について考えやすいと思われる。
【考察のための発想材料】外国語を修得する場合、文字・発音を覚えなければならないが、漢文の場合は? 漢文に使われている言葉と現代の日本語との違いは?

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 日本人がいわゆる「漢文訓読」で中国の古典を読む場合の利点と問題点について説明せよ。
○漢文訓読の定義について
 「漢文」とはどのような文体であるのかについて、これから簡単にまとめていきたい。「漢文」を読むためには、漢字の意味を理解した上で、語順に気をつけなければならない。そのためには、「漢語」・「漢文」の構造について理解することが大切であると考える。
・「漢語」の構造について
日本語と同じ語順であるもの
主語+述語「AがBする」例「気絶」 気が絶える
修飾語+被修飾語「AのようなB」愛児 愛する児
並列の関係 「移動」移す+動く、「移動」移す+動く
日本語と違う語順
  述語+補語 「出獄」牢獄から出る「感心」心に感じる
  述語+目的語 「開会」会を開く、「営業」業務を営む
  上に否定語 「非礼」礼ではない、「未開」まだ開かない
・「漢文」の構造について
 日本と同じ語順
  主語+述語「花開、鳥啼」花が開き、鳥が啼く
  修飾語+被修飾語「烏江亭調」烏江の宿場の長
 日本語と違う語順
  主語+述語+目的語「王好戦」王は戦いを好んでいる。
  主語+述語+補語「荘子釣於濮水」
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