S評価。ほぼ1600字。生理学・疫学的ストレスモデルと心理的ストレスモデルについての研究事例、特徴、相違点、関連についてまとめるレポート。また、ラザラスのストレスモデルの概要もまとめるレポート。要点が的確勝つ端的と講評。
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第一課題 S評価
1.生理学・疫学的ストレスモデルと心理的ストレスモデルについて、
①代表的研究例を挙げ、②それぞれの特徴と相違点、③両者の関連についてまとめよ。
生理学・疫学的ストレスモデルの代表的研究例としてはセリエの「汎適応症候群」
が挙げられる。
生体は、それらにとって有害な環境に置かれるとそれがどのような種類の環境であっ
ても3つの症候、すなわち「警戒期・警告反応期」「抵抗期」「疲弊期」を示すことか
ら、セリエはこれらの症候群を「非特異的症候群・一般症候群」と命名した。のちに
それらの症候が有害環境内で生命を維持し続けようと「適応」するためのものである
として、「汎適応症候群」と呼び、環境などの有害作用因をストレッサーと命名した。
セリエのモデルの特徴は、ストレッサーに晒された全ての人間は、身体の生物的な過
程で生理的ストレス状態になり、何らかの疾患を発症する、というものである。つま
りストレッサーを原因とする発症課程モデルと言える。
一方、心理学的ストレスモデルの代表的研究例としてはラザラスらの「代理ストレ
ス研究」が挙げられる。この特徴は、外的な刺激を本人...